総合型選抜、秋からでも間に合う?2期・3期日程という選択肢
高3の秋、総合型選抜という選択肢に今さら気づいた。もう間に合わないのか。結論から言うと、大学によっては間に合います。総合型選抜の出願は9月に始まりますが、そこで終わるわけではなく、2期・3期と複数回の日程を設けて、年明けまで出願を受け付ける大学もあるからです。この記事では、秋以降の日程の探し方と、短期決戦の戦い方を解説します。
- 総合型選抜には2期・3期など複数日程の大学があり、秋以降も出願の扉は残っている
- 短期決戦の優先順位は、日程調査→自己分析→書類。リサーチを削ってはいけない
- ただし急ごしらえの弱点は自覚する。一般入試の学習を並行し、来年度も視野に入れる
まず事実。総合型選抜の扉は、9月で閉まらない
総合型選抜の出願開始は9月1日以降ですが、大学によっては、1期(9〜10月)、2期(11〜12月)、3期(年明け)と、複数回の出願機会を設けています。特に私立大学では、学校推薦型選抜の結果が出た後や、年明けにも出願できる日程が存在します。つまり、秋に気づいた人にとっての問いは、間に合うか、ではなく、どの大学の、どの日程なら間に合うかです。
探し方は地道ですが単純です。候補となる大学の入試ページで、総合型選抜の日程一覧を確認する。◯期、後期、Ⅱ期といった表記が手がかりです。募集人員は1期より少ないことが多く、選考内容も同じとは限らないので、要項の熟読は必須です。
短期決戦の優先順位
急ごしらえの弱点と、正直な向き合い方
短期決戦には、構造的な弱点があります。書類の往復回数が少ない。活動実績を今から作れない。面接練習の場数が積めない。これらは根性では埋まりません。だから、2つの現実的な設計を勧めます。
第一に、過去の経験の意味づけで勝負すること。実績の記事で書いた通り、実績は作るより掘る。短期組の書類の質は、掘りの深さだけで決まります。第二に、この挑戦を、来年度への布石としても位置づけること。仮に今回不合格でも、作った自己分析と書類は、既卒での再挑戦や一般入試後の学びに、そのまま資産として残ります。秋からの挑戦は、失うものが少なく、得るものが多い挑戦です。その非対称性を、落ち着いて使ってください。
まとめ
秋からの総合型選抜は、2期・3期日程を探すところから始まり、掘りの深さで戦う短期決戦です。日程調査、集中棚卸し、リサーチを削らない書類づくり、一般との並走。制度の基本は基礎の記事、間に合わなかった場合の道は不合格後の記事で確認してください。